消費者金融よりは銀行で。イメージ戦略のUPに成功したレイク

2011年10月1日より、消費者金融で新生フィナンシャルとして貸金業法に基づく営業を行っていたレイクが、新生銀行の下で営業を行うことになりました。これにより、レイクは消費者金融としてではなく銀行としての扱いになるため、総量規制の対象に含まれなくなりました。これが他の消費者金融と比較して最大のメリットになると思われます。

総量規制により年収の3分の1を超える分の貸付は、他会社の消費者金融では審査に通らないのですが、上記の日以降の契約であれば、銀行業法での営業に変更されたため、年収の3分の1を超える貸付が可能になります。実際、他の消費者金融から借りている方が、返済の窓口を一本化するために、レイクに審査を出した例は多いのではないでしょうか。他の消費者金融も銀行と提携しているところはありますが、契約先が銀行か消費者金融かで異なるというわけですね。

銀行業として営業することにおいて、もうひとつ大きなメリットがあります。それは、広告活動の制限を受けないという点です。現在、消費者金融は決められた時間でのテレビCMが流せないようになっているのですが、銀行業法に基づいた営業ではこの制限に引っかからないことになります。これも、他社と比べて有利に立てるポイントです。

また、コンビニエンスストアのセブンイレブンと提携し、全国のセブン銀行のATMが24時間365日いつでも手数料無料で利用できます。いつでも借入・返済が可能という点でも、よりレイクが私たちの身近に存在することになったと言えるのではないでしょうか。

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